桃太郎 第一章 〜出会い〜
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
ある日、おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川に洗濯に行きました。

おじいさんが山でしばかりをしていると、
雑木林の木に大きなデキモノができていました。

「うわぁ!木にボコボコが!!」

とおじいさんは思いました。

しかしよく見ると、それは椎茸でした。

椎茸はポクッとすぐ木から取れました。
そしてコロコロッとおじいさんの足もとに転がってきました。


おじいさんと椎茸は目が合いました。

椎茸の可愛い目を見ているうちに
おじいさんは不思議な気分になり

「よし、こいつ、飼おう!!」

とおじいさんは思いました。

おじいさんは椎茸を担いで帰りました。


家に帰って、おじいさんはおばあさんに事情を説明しましたが


「うちはペット禁止って言ったでしょ!!」

とおばあさんは大激怒です。


「ちゃんと僕が世話するから」

とおじいさんが言っても

「いいえ、あなたはいつもそう言って、結局そのあとの世話は私。
 グッピーも、カメも、フェレットのフェレ夫もそう。
 飼われる彼らが一番かわいそうよ!!
 大体、何よ、フェレ夫って。メスよ!あの子!!」

と、さらに怒ってしまいました。


二人がかんかんがくがくの大げんかをしていると
トントンと扉を叩く音がしました。


「あの〜、隣の部屋に住んでるものなんですけど〜、
 ちょっと静かにしてもらえませんかね?」


隣の住人からの苦情でした。
隣の住人はもう10年間浪人生活をしています。


おじいさんは隣の住人に、ケンカのいきさつを話しました。


すると隣の住人が言いました。
「あっ、じゃあ、僕がその子を引き取りますよ。
 もう大学に行くのはやめて、これから鬼が島に鬼退治に行くんで。」


なんと、隣の住人は桃太郎でした。


おばあさんはお礼と感謝を込めて桃太郎にきび団子を渡しました。


椎茸は、桃太郎にもらわれていきました。
それを見るおじいさんの瞳は、ほんの少しさみしそうでした。


桃太郎と椎茸がしばらく歩いていると、犬が寄ってきました。

「ココホレ ワンワン」

犬は物語を間違えている様でした。
そのまま仲間にしました。


桃太郎と犬と椎茸がまたしばらく歩いていると、猿が寄ってきました。

「三蔵法師様ですか!?」

違いますと伝えました。
そのまま仲間にしました。


桃太郎と犬と孫悟空と椎茸がまたまたしばらく歩いていると、キジが寄ってきました。

「ケン、ケーンケン、ケーーーーン」

リアルに野生のキジでした。
パーティ編成は4人までなので、キジはモンスターじいさんに預けることにしました。


こうして桃太郎御一行は、鬼が島へ向かうのでした。


桃太郎 第一章 〜出会い〜

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by champs-setsuko | 2008-09-16 22:49 | おはなし
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