桃太郎 第3章〜勝負〜
〜前回のあらすじ〜
桃太郎がマンガ喫茶にハマった。


桃太郎一行が旅立って3ヶ月、
やっと桃太郎がマンガ喫茶から出てきました。

孫悟空は桃太郎の首根っこを掴んで、鬼が島につれていきました。


鬼が島につくと、鬼がいました。
桃太郎と鬼は話し合って、3本勝負をすることにしました。

第1試合は、『尻文字書き合い対決』
青鬼vs孫悟空の戦いです。

ルールは至って簡単。
相手チームの言った文字を対戦者が尻で書きます。
先に書けなかった方が負けになります。

まずは先攻は桃太郎チームです。

みんなで頑張ってテーマを考えて、孫悟空は歌いました。
「おにさんの『お』の字はどう書くの♪」

青鬼はお尻で字を書きます。
「こうやって こうやって こう書くの♪」

青鬼は見事に『お』の字を書きました。

次は後攻の鬼チームです。
青鬼は歌いました。
「薔薇の『薔』の字はどう書くの♪」

孫悟空はお尻で字を書きます。
「こうやって こうやって こう…書けるかー!!」

青鬼は言いました。
「ヌハハ!お前の負け!!」

孫悟空は
「ズ、ズルいっ!」
と思いましたが、
「文句があるなら弁護士を通してくれたまえ」
と青鬼に言われ、尻込みしてしまいました。


第2試合は、『たそがれ対決』
黄鬼vs椎茸の戦いです。

ルールは至って簡単。
ずっとたそがれていた方の勝ちです。

椎茸はたそがれます。
「…」
黄鬼もたそがれます。
「…」

まだ椎茸はたそがれます。
「…」
黄鬼も頑張ってたそがれます。
「…」

椎茸はずっとたそがれます。
「…」
黄鬼は心配になり言いました。
「…ねぇこれって勝負にならな…」

桃太郎チームは言いました。
「あー!黄鬼の負け!!」

黄鬼はしまったと思いました。
現実に帰ってきたら、たそがれはお終いなのです。


「…」
椎茸はまだ、たそがれています。

「あ、椎茸、勝ったからもういいんだよ。」
と桃太郎たちは言いました。

「…」
椎茸はまだ、たそがれています。


桃太郎たちはしばらく椎茸をほっておくことにしました。

第3試合は、『じゃんけん』
赤鬼vs桃太郎の大将戦です。

桃太郎は
「ここまでこんな凝った対決なのに、じゃんけん!?」
と思いましたが、なんだか後には引けません。

「じゃーんけん ぽん!!」

桃太郎はチョキ!赤鬼はパー!

桃太郎は
「勝ったーー!!これで決まったな!!」
と言いました。

すると鬼はニヤッと笑って
「我々が鬼と言うことをお忘れではないかな?」
と言いました。

鬼は
「鬼ごっこだ!鬼たちよ、散れーー!!」
と言い、なんと四方に逃げて行きました。

「鬼ごっこで鬼が逃げるって…普通反対じゃ…」
と桃太郎は思いましたが、鬼を追いかけることにしました。

桃太郎は
「鬼たちは何処へ行った?」
仲間たちに聞きました。

たそがれから帰ってきた椎茸は、
「鬼は、さっき孫悟空のはらわたを通り抜けて行ったよ!」
と桃太郎に言いました。

桃太郎は
「それ多分…孫悟空のかたわら!」
と思いましたが、
指摘しているヒマはありません。

桃太郎は急いで孫悟空のかたわらを通り抜けました。
そして桃太郎たちはなんとか鬼たちをみんな捕まえました。

桃太郎は
「いいか、もう、みんなに迷惑かけるんじゃないぞ」
と鬼に言いました。
そしてふっと笑い
「でも、今日は楽しかったね」
と言いました。

「また来るね」
と鬼と指切りして、桃太郎一行は家路についたとさ。


ー完ー

あ、犬がいない…
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by champs-setsuko | 2008-10-09 00:13 | おはなし
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ネコもふもふを日課とするせつこのブログです。
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